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アリシューザ級軽巡洋艦 (2代) : ウィキペディア日本語版 | アリシューザ級軽巡洋艦 (2代)[-きゅうけいじゅんようかん]
アリシューザ級軽巡洋艦(-きゅうけいじゅんようかん、Arethusa class Light Cruisers)は、イギリス海軍が第二次世界大戦前に建造した軽巡洋艦の艦級。本級はリアンダー級軽巡洋艦に次いでロンドン海軍軍縮条約に基づいて建造された条約型巡洋艦でもあった。
== 概要 == ヨーク級重巡洋艦の設計思想を受け継いだリアンダー級・準同型艦のパース級であったが、本級は旧態化した前大戦時に建造した軽巡洋艦の代艦として多数建造するために主砲塔1基を犠牲として艦形の小型化を図ったクラスである。本級は植民地や船団の警戒・護衛を主任務とする汎用型軽巡洋艦として設計された。基準排水量は約5,000トン台に抑えられ、主砲は既存の15.2cm連装砲塔3基で、速力は前級と同等の32ノット台を維持すべくボイラー数と燃料搭載量が減らされ、出力と航続距離は落ちてはいるものの、船体が小型になったため速度自体は低下しておらず、リアンダー級とほぼ同等の防御力をもっていた。しかし、船体の小型化により被害を受けた時のダメージの回復が弱く、実戦であえなく喪失している。 個艦戦力では日米海軍に劣ってしまっているが、そもそもロンドン条約が許容する限りの大型軽巡を整備した日米海軍に対し、イギリス海軍は植民地防衛のため、それなりの戦闘力と極めて高い居住・航洋性をもつ小型多数主義をとった事の差である。〔世界の艦船 増刊第46集〕
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アリシューザ級軽巡洋艦 (2代)」の詳細全文を読む
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